第21回・2019年

21PM024|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

誤っている組み合わせはどれか。

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正解3

正答

(3)

この問題のポイント

ストループ効果は文字意味とインク色など競合情報による反応遅延・誤反応であり、学習効果の消去ではない。

解説

単純接触効果は対象への反復接触だけで親近感・好意が増す現象、プライミングは先行刺激が関連情報の処理を促進・偏向する現象である。カクテルパーティ効果は雑音中でも注意対象の声を選択的に聴取できること、新近効果は系列末尾項目が短期記憶に残り再生成績が高いことをいう。ストループ課題では「赤」と書かれた青色文字の色名回答などで自動的読字が干渉する。

選択肢の確認

1.「単純接触効果 ― 好意的態度の形成」:単純接触効果は繰り返し接することで好意的態度が形成されやすくなる。
2.「プライミング効果 ― 情報処理の促進」:プライミング効果は先行情報が関連概念の活性化を高め、後続処理を速める。
3.「ストループ効果 ― 学習効果の消去」:ストループ効果は競合する色名と文字意味の干渉で、学習反応の消去ではない。
4.「カクテルパーティ効果 ― 選択的な聴取」:カクテルパーティ効果は多数の声の中から注意した声を選択して聞く現象である。
5.「新近効果 ― 記憶成績の上昇」:新近効果は系列の最後付近の項目が直後再生で良好になる記憶現象である。

覚えるポイント

ストループ=自動処理の干渉、プライミング=先行刺激の促進、初頭・新近=系列位置効果。

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