22PM025|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
視覚ー運動協応に関連するのはどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
変換視はプリズムなどで視覚像の位置・方向を変え、そのずれに手の運動を適応させる現象です。視覚―運動協応を直接調べます。
解説
プリズム眼鏡で視野を左右へずらすと、最初は標的へ手を伸ばしてもずれますが、視覚的誤差を利用して反復すると運動が補正されます。眼鏡を外した直後には反対方向へずれる残効が起こり、視覚座標と身体・運動座標の再較正を示します。これが変換視・プリズム適応で、視覚―運動協応の代表的研究法です。プライミングは先行刺激が後続処理へ影響する潜在記憶、心的回転は頭の中で物体表象を回す空間認知、能動的触知は手で対象を探索して形を認識する触覚、共同運命は同方向へ動く要素を群として知覚するGestalt要因です。
選択肢の確認
1.「変換視」は視覚像をずらし、それに到達運動を適応させるため視覚―運動協応と直接関連し正答です。
2.「プライミング効果」は先行経験による情報処理促進・抑制で、協応運動の概念ではありません。
3.「心的回転」は視覚表象を内的に回転して一致を判断する能力です。
4.「能動的蝕知」は手指を動かして触覚情報を統合する対象認知です。
5.「共同運命による群化」は同じ方向に動く要素を一群とみなす視知覚法則です。
覚えるポイント
変換視は「プリズムで見えをずらす→手の運動を修正→外すと残効」。感覚と運動の座標調整を示します。