22PM096|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
騒音職場での職員と環境との評価について正しいのはどれか。 a.週末と休日明けでは聴力がことなる。 b.6か月に一度全員に選別聴力検査を行う。 c.定期健康診断では低音3周波数の評価を行う。 d.雇い入れ時には語音聴力検査を行う。 e.作業環境の評価には等価騒音レベルが用いられる。
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正解: 2
正答
(2)a、b、e
この問題のポイント
騒音作業では聴力の一過性変動を考慮し、定期健康診断を6か月以内ごとに行います。作業環境の騒音は等価騒音レベルで評価します。
解説
騒音曝露直後には一過性閾値移動が起こり、休息で回復します。このため週末前の曝露後と休日明けでは聴力が異なることがあり、検査前の騒音曝露を避け測定条件をそろえます。騒音健康診断は雇入れ時・配置替え時と、その後6か月以内ごとの定期に行い、定期検査ではまず1,000Hzと4,000Hz等の選別聴力検査を用います。「低音3周波数」だけの評価では騒音性難聴の高音域低下を見逃します。語音聴力検査は雇入れ時の一律必須項目ではありません。作業環境測定では時間変動する音をエネルギー平均したA特性等価騒音レベルを用いて曝露を評価します。
選択肢の確認
1.「a,b,c」は、aとbは正しい一方、低音3周波数のみを評価するcが誤りです。
2.「a,b,e」は、騒音曝露後の聴力変動a、6か月ごとの選別検査b、等価騒音レベルによる環境評価eがすべて正しいため正答です。
3.「a,d,e」は、aとeは正しい一方、雇入れ時に語音聴力検査を一律実施するdが誤りです。
4.「b,c,d」は、bは正しい一方、cとdが誤りです。
5.「c,d,e」は、eは正しい一方、cとdが誤りです。
覚えるポイント
騒音健診=雇入れ等+6か月ごと、選別は1k・4kHz、環境は等価騒音レベル。検査前の騒音曝露にも注意します。