第23回・2021年
23PM016|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
口腔内の前癌病変はどれか。
解答・解説を見る
正解1
正答
(1)
この問題のポイント
白板症は擦っても除去できない白色病変で、口腔扁平上皮癌へ悪性化し得る代表的前癌病変である。
解説
白板症は臨床的に他疾患と診断できない白斑で、喫煙・慢性刺激等と関連し、異形成の有無を生検で評価する。線維腫は良性結合組織腫瘍、外骨腫は良性骨性隆起、粘液嚢胞は小唾液腺導管損傷による粘液貯留・溢出、帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルス再活性による感染症である。
選択肢の確認
1.「白板症」:白板症は上皮異形成を含み口腔癌へ進展する可能性がある前癌病変である。
2.「線維腫」:線維腫は慢性刺激等で生じる良性線維性病変で、前癌病変ではない。
3.「外骨腫」:外骨腫は骨の良性増殖・解剖的隆起で悪性化前段階ではない。
4.「粘液囊胞」:粘液嚢胞は唾液の貯留・溢出による嚢胞性病変である。
5.「帯状疱疹」:帯状疱疹はVZV再活性による水疱・神経痛で、前癌病変ではない。
覚えるポイント
擦過できない白斑は白板症を疑い、生検で異形成を確認する。カンジダ白苔との違いにも注意する。
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