23PM020第23回 言語聴覚士国家試験 過去問

聴覚系

正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

末梢前庭性眼振は視覚固定で抑制されるため、内耳障害による眼振は明所開眼で弱くなる。

解説

蝸牛基底回転は硬く高周波、頂回転は低周波を担当する。アブミ骨筋収縮は耳小骨伝達を減衰させ強音から内耳を保護する。両耳間位相差・時間差は低周波の方向定位に重要である。カロリックテストの定量は緩徐相速度を測り、急速相でない。末梢前庭眼振は暗所・Frenzel眼鏡で増強し、視標固定で抑制される点が中枢性鑑別の手掛かりとなる。

選択肢の確認

1.「蝸牛の基底回転は低音域の音に関与する。」:基底回転は高音、頂回転は低音を受け持つため記述が逆である。
2.「アブミ骨に付着する筋が収縮すると音の伝達は増幅される。」:アブミ骨筋反射は耳小骨連鎖を硬くし、音響伝達を減衰させる。
3.「両耳に入る音の位相差は音の方向感覚に関与しない。」:両耳間位相差は低周波音の左右方向定位へ重要な手掛かりを与える。
4.「カロリックテストの定量的評価は眼振急速相を計測して行う。」:温度眼振の定量評価は眼振緩徐相速度を用い、急速相ではない。
5.「内耳障害による眼振は明所開眼で抑制される。」:内耳性の末梢眼振は明所で視覚固定すると抑制される。

覚えるポイント

蝸牛は基底高音・頂低音、カロリックは緩徐相、末梢眼振は視覚固定で抑制。

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