24AM013第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

聴覚系

メニエール病の症状でないのはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

メニエール病の典型は、反復する回転性めまいに変動する感音難聴、耳鳴、耳閉感を伴うことです。意識消失である失神は典型症状ではありません。

解説

メニエール病は内耳の内リンパ水腫を背景に、発作性・反復性の回転性めまいと蝸牛症状を呈します。蝸牛症状には変動する感音難聴、耳鳴、耳が詰まったように感じる耳閉感が含まれ、めまい発作と前後して変化することがあります。平衡感覚が激しく乱れるため、患者は倒れそうになったり嘔気を伴ったりしますが、通常は意識が保たれます。失神は一過性の全脳低灌流などによる意識消失であり、循環器疾患や反射性失神など別の鑑別を考える所見です。めまいを訴える患者では、「回っている感じ」だけでなく、意識消失の有無、神経症状、耳症状を分けて聴取することが重要です。

選択肢の確認

1.「耳鳴」は、内耳の蝸牛症状としてメニエール病にしばしば伴うため正しい症状です。
2.「難聴」は、変動性の感音難聴としてみられ、病期が進むと持続することもあるため該当します。
3.「失神」は意識消失であり、意識が通常保たれるメニエール病の典型症状ではないため正答です。
4.「耳閉感」は、耳がふさがったような感覚で、メニエール病の代表的な耳症状です。
5.「回転性めまい」は、発作性に反復する中核症状なので除外できません。

覚えるポイント

メニエール病は「回転性めまい+変動する感音難聴+耳鳴+耳閉感」です。意識消失を伴うなら単なる内耳性めまいと決めつけず、失神や中枢疾患を鑑別します。

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