24AM012|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
筋力増強訓練について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
筋収縮様式は筋長と関節運動の有無で区別します。等尺性収縮は張力を発揮しても筋長がほぼ変わらず、原則として関節運動を伴わないため、選択肢1が誤りです。
解説
等尺性運動は、関節角度を保ったまま筋が張力を発揮する訓練で、関節運動を避けたい場面にも用いられます。等張性収縮には、筋が短くなりながら力を出す求心性収縮と、外力に抗しつつ筋が長くなる遠心性収縮があります。等速性運動は専用機器によって角速度を一定に保ち、可動域を通して抵抗を調整します。MMT2は重力の影響を除けば全可動域を動かせる水準であり、必要に応じて自動介助運動などで運動を成立させます。MMT3は重力に抗して全可動域を動かせるため、自動運動が基本となります。筋力だけでなく疼痛、禁忌、関節可動域を見て負荷を選びます。
選択肢の確認
1.「等尺性運動は関節の動きを伴う」は、等尺性では筋長と関節角度をほぼ一定に保つため誤りで、正答です。
2.「遠心性収縮は筋の長さが伸張する」は、筋が外力を制動しながら長くなる収縮を示しており正しいです。
3.「等速性運動訓練は機器を用いる」は、一定角速度を制御する専用装置が必要なので正しいです。
4.「MMT2では自動介助運動を行う」は、低筋力で運動を完遂させる訓練選択として妥当です。
5.「MMT3では自動運動を行う」は、重力に抗した自動運動が可能な段階なので正しいです。
覚えるポイント
等尺性は関節運動なし、求心性は筋が短縮、遠心性は筋が伸張、等速性は機器で角速度を一定にします。MMTの段階に応じて介助と負荷を変えます。