26AM011|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
リハビリテーション診療に用いる評価尺度の組合せで誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ROMはRange of Motion、関節可動域を角度で測る評価であり、筋緊張の尺度ではない。筋緊張亢進、とくに痙縮はModified Ashworth Scaleなどで評価するため、3の組合せが誤りである。
解説
GCSは開眼・言語・運動反応から意識レベルを3〜15点で表す。MMTは重力や抵抗に対する随意筋力を0〜5で段階付ける。FIMはセルフケア、移動、コミュニケーション、社会的認知を含む18項目の介助量を評価する。SF-36は身体機能、疼痛、活力、社会生活機能など健康関連QOLを質問紙で測る。評価対象と尺度の構成を一致させることが重要である。
選択肢の確認
1.意識―GCS:正しい。開眼E、言語V、運動Mの反応を合計する。
2.筋力―MMT:正しい。随意収縮と重力・抵抗への能力を段階評価する。
3.筋緊張―ROM:誤り。ROMは関節が動く角度で、筋緊張はMAS等を用いる。
4.ADL―FIM:正しい。実際に必要な介助量から自立度を評価する。
5.QOL―SF-36:正しい。疾患非特異的な健康関連QOL尺度である。
覚えるポイント
ROM=角度、MMT=力、MAS=緊張、FIM=介助量、SF-36=本人の健康関連QOLと対応させる。