26PM010|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
運動療法を実施する場合、疾患とリスク管理の指標との組合わせで誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
多発筋炎の活動性・筋傷害はCK、アルドラーゼ、AST・LDHなどで評価します。血清コリンエステラーゼ値は筋炎の運動リスク指標ではないため誤りです。
解説
運動療法では疾患を悪化させる生理指標を選びます。脳梗塞後は再発・出血・循環変動を避けるため血圧を測り、神経症状も観察します。糖尿病では運動前後の血糖値、インスリン・食事時刻、低血糖症状を確認します。多発筋炎は炎症性筋傷害で、CK値と筋力、筋痛、全身炎症を見ながら活動期の過負荷を避けます。コリンエステラーゼは肝合成能、有機リン中毒などの指標で筋壊死量を示しません。急性心筋梗塞後は心電図で虚血性ST変化、不整脈、心拍応答を監視します。COPDではSpO2、呼吸困難、呼吸数を確認し、運動時低酸素を管理します。数値だけでなく症状と中止基準を組み合わせます。
選択肢の確認
1.「脳梗塞―血圧」は脳循環・再発リスク管理に必要で正しいです。
2.「糖尿病―血糖値」は低血糖・高血糖を避けるため正しいです。
3.「多発筋炎―コリンエステラーゼ」は指標が不適切で、CK等を用いるため正答です。
4.「急性心筋梗塞―心電図」は虚血・不整脈監視に適切です。
5.「COPD―SpO2」は運動時低酸素の管理に適切です。
覚えるポイント
筋炎はCK、心筋梗塞はECG、COPDはSpO2、糖尿病は血糖、脳血管障害は血圧。各数値が示す病態を理解します。