26AM010第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

自閉スペクトラム症の特徴はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

自閉スペクトラム症では社会的コミュニケーション・相互作用の困難と、限定反復的な行動・興味・感覚反応を認める。音、光、触覚などへの過敏または低反応は診断特徴の一つである。

解説

言語発達は早いと一律にいえず、遅れ、反響言語、形式的だが語用が不自然など多様である。興味は狭く強く集中しやすく、予定変更への抵抗や反復行動を伴うことがある。抽象語、比喩、暗黙の意図の理解・説明が難しい例があり、視線の使い方も相互作用の調整に乏しいことがある。感覚過敏では特定音を避ける、照明を苦痛に感じるなど生活参加へ影響するため環境調整を行う。

選択肢の確認

1.興味が多岐:誤り。限定された対象へ強く集中することが特徴になり得る。
2.言語表出が早い:誤り。遅れや質的偏りがあり、早期発達を一律の特徴とはしない。
3.聴覚・視覚刺激に過敏:正しい。感覚入力への過剰反応は代表的特徴である。
4.抽象概念の説明が上手:誤り。字義的理解が強く、抽象・比喩・文脈推論に困難を示し得る。
5.視線を合わせて話す:誤り。共同注意や相互調整としての視線使用が乏しいことがある。

覚えるポイント

ASDは「社会的相互作用」と「限定反復・感覚特性」の二本柱。能力の有無だけでなく使い方の質を見る。

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