26PM065第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

DSM-5 に記載された言語症/言語障害の症状はどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

DSM-5の言語症では、語彙、文構造、談話の獲得・使用が年齢相応より困難になります。「限定された構文」はその中核症状です。

解説

言語症は、語彙が少ない、文法・形態素を用いた文形成が限定される、出来事を一貫して説明する談話能力が低いといった、言語理解または表出の持続的困難です。発達早期に始まり、能力は年齢から期待される水準を下回って学業・職業・社会参加に影響します。語音の産出困難は語音症、音・音節の反復や引伸ばしは小児期発症流暢症の特徴です。言語能力があるのに特定場面で一貫して話せないのは選択性緘黙です。会話の順番、推論、非字義理解など社会的使用規則の困難は社会的〈語用論的〉コミュニケーション症で中心となります。類似する神経発達症を症状領域で区別します。

選択肢の確認

1.「限定された構文」は文法・文形成の乏しさとして言語症に該当し○です。
2.「語音の産出の困難さ」は語音症の中心であり×です。
3.「音声と音節の繰返し」は小児期発症流暢症、いわゆる吃音の特徴で×です。
4.「特定状況で話す困難」は選択性緘黙に対応し×です。
5.「話術のルールに従う困難」は社会的語用論的コミュニケーション症の特徴で×です。

覚えるポイント

言語症=語彙・構文・談話、語音症=発音、流暢症=繰返しや阻止、語用症=社会的使用規則です。症状の層を分けます。

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