26PM066|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
超重度障害児(超重症児)について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
超重症児は、濃厚な医療的ケアを継続的に必要とする児で、発生頻度は人口10万人当たり約1人とされます。大島分類だけでは定義しません。
解説
超重症児の判定は、運動機能や知的機能の区分だけでなく、人工呼吸、気管切開、酸素投与、頻回吸引、経管栄養などの医療処置とその頻度を点数化する超重症児スコアを用います。一般に25点以上を超重症、10〜24点を準超重症とします。大島分類1〜4は重症心身障害児の範囲を運動能力と知能から示すもので、超重症児と同義ではありません。医療の進歩で救命・在宅移行が進み、対象者は減少と単純にはいえません。状態に応じて訪問教育だけでなく、看護師配置や医療的ケア体制を整え特別支援学校へ通学する児もいます。発生頻度と、ケア負担を表す判定基準を分けます。
選択肢の確認
1.「大島分類1〜4が該当」は重症心身障害の分類で、超重症の医療スコア定義ではなく×です。
2.「総数は減少傾向」は医療的ケア児の生存増加を踏まえると×です。
3.「人口10万人当たり1人前後」は発生頻度の記載として○です。
4.「特別支援学校へ通学できない」は支援体制により通学可能なので×です。
5.「判定スコア10点以上」は10点以上は準超重症も含み、超重症は25点以上なので×です。
覚えるポイント
大島分類=知能と運動、超重症児スコア=医療的ケアの種類・頻度です。25点以上が超重症、10〜24点が準超重症です。