26PM069|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
LC スケールの課題で「心の理論」が評価できるのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
LCスケールの「状況画の理解」は、絵の人物が置かれた状況、意図、感情などを推測させるため、心の理論を評価できます。
解説
心の理論は、他者が自分とは異なる知識、信念、意図、感情をもつことを理解し、その心的状態から行動を予測する能力です。状況画では、人物の表情、視線、周囲の出来事を統合し、「なぜこうしているか」「この人はどう思っているか」を説明する必要があります。そのため語彙や文法だけでなく、他者の視点取得と文脈推論を観察できます。論理的表現は因果や関係を言語化する能力、時間的な語は「前・後・昨日」など時間概念、疑問詞理解は「誰・何・どこ・なぜ」の質問形式、じゃんけん規則の説明は既知の手順を順序立てて伝える談話能力が中心です。
選択肢の確認
1.「論理的表現」は理由や関係の言語化をみますが、他者の心的状態が必須ではなく×です。
2.「時間的な語」は時間概念と語彙理解をみる課題で×です。
3.「状況画の理解」は登場人物の意図・感情・知識を推測でき、心の理論評価として○です。
4.「疑問詞の理解」は質問語と求められる情報の対応をみるため×です。
5.「じゃんけんのルール説明」は手順説明と談話構成が中心で×です。
覚えるポイント
心の理論課題では、観察できる事実だけでなく人物の「知っていること・思っていること」を推測させる条件が必要です。