26PM071第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

インリアルアプローチの説明として誤っているのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

インリアル・アプローチは自然な遊びや生活場面で子どもの自発行動に反応的に関わる方法です。指導場面を成人主導で構造化する説明は合いません。

解説

インリアルでは、まず子どもの興味、遊び、視線、身振り、発声を丁寧に観察し、その意図と発達水準に合わせて大人が応答します。基本姿勢SOULはSilence、Observation、Understanding、Listeningで、待つこと、観察すること、理解しようとすること、聴くことを重視します。言語心理学的技法として、子どもの発話をそのまま返すミラリング、行動を言語化するパラレルトーク、子どもの発話を少し拡張するエキスパンション、正しい形で返すモデリングなどを使います。課題や刺激を厳密に並べる構造化指導ではなく、自然な相互作用の中でコミュニケーション意欲と能力を伸ばします。

選択肢の確認

1.「指導場面を構造化する」は自然な場面と子ども主導性を重視するため×で正答です。
2.「子どもと反応的に関わる」は子どもの働きかけに応じる基本なので○の内容です。
3.「SOULを基本姿勢とする」は待つ・観察・理解・傾聴を表し○の内容です。
4.「言語心理学的技法を用いる」はミラリングや拡張等を使うため○の内容です。
5.「興味や遊びを観察する」は子どもの意図を捉える出発点で○の内容です。

覚えるポイント

インリアルは子ども主導の自然な相互作用です。SOULと、ミラリング・パラレルトーク・エキスパンションを結び付けます。

関連問題

26PM07026PM072
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)