23PM022|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
感覚機能を持つ脳神経はどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
舌咽神経は舌後方3分の1の味覚・一般感覚、咽頭感覚などを運ぶ混合神経であり、選択肢中で明確な感覚機能を持つ。
解説
第IX脳神経である舌咽神経は、舌後3分の1の味覚と一般体性感覚、咽頭・中耳の感覚、頸動脈洞・頸動脈小体からの内臓感覚を伝える。また茎突咽頭筋への運動と耳下腺への副交感性分泌にも関わる混合神経である。滑車神経・外転神経は眼球運動、副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋、舌下神経は舌運動を主に担う運動神経である。脳神経は名称だけでなく、感覚性・運動性・混合性に分類して整理する。
選択肢の確認
1.「滑車神経」:滑車神経は上斜筋を支配して眼球運動を行う純運動性の脳神経である。
2.「外転神経」:外転神経は外側直筋を支配し眼球を外転させる純運動性の脳神経である。
3.「舌咽神経」:舌咽神経は味覚、咽頭感覚、頸動脈洞からの感覚を伝えるため感覚機能を持つ。
4.「副神経」:副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋を動かし、頭部回旋や肩の挙上に関与する運動神経である。
5.「舌下神経」:舌下神経は内舌筋・外舌筋の大部分を支配する運動神経で、障害側へ舌が偏位する。
覚えるポイント
純感覚はI・II・VIII、純運動はIII・IV・VI・XI・XII、混合はV・VII・IX・Xと覚える。