24PM020|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
錐体路が通らない領域はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
錐体路、特に皮質脊髄路は運動野から放線冠、内包後脚、大脳脚の脚部、橋底部、延髄錐体へ下降する。中脳では被蓋ではなく腹側の大脳脚を通るため、中脳被蓋が通過しない領域である。
解説
経路を水平断の前後関係で追うと理解しやすい。大脳皮質の上位運動ニューロン線維は扇状に放線冠を下り、内包に収束する。中脳では腹側の大脳脚底、橋では腹側の橋底部を縦走し、延髄腹側に錐体を形成する。その多くは延髄下部で交叉し外側皮質脊髄路となる。中脳被蓋には赤核、黒質以外の上行・下行路、脳神経核などが位置するが、主たる錐体路の走行部位ではない。
選択肢の確認
1.中脳被蓋:正答。錐体路は被蓋より腹側の大脳脚底を通る。
2.大脳脚:通る。中脳における皮質脊髄路の主要通路である。
3.内包:通る。線維は主として内包後脚を下降する。
4.橋底部:通る。橋核・横走線維の間を縦走する。
5.放線冠:通る。皮質から内包へ向かう線維が扇状に集まる。
覚えるポイント
錐体路は「放線冠→内包→大脳脚底→橋底部→延髄錐体」。中脳被蓋ではなく腹側を選ぶ。