25AM023|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問
頭頂間溝に接していないのはどれか
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
頭頂間溝は頭頂葉内で上頭頂小葉と下頭頂小葉を分けます。中心前回は中心溝より前の前頭葉に位置し、頭頂間溝には接しません。
解説
大脳外側面では中心溝が前頭葉と頭頂葉の境界となり、その前方が中心前回、後方が中心後回です。頭頂間溝は中心後回の後方からおおむね後方へ走り、上側の上頭頂小葉と下側の下頭頂小葉を分けます。下頭頂小葉の前部は外側溝後端を取り囲む縁上回、後部は上側頭溝後端を取り囲む角回で、いずれも頭頂間溝の下方・終末部に隣接する頭頂葉構造です。一方、中心前回は一次運動野を含む前頭葉の回で、中心溝を隔てて頭頂葉と向かい合いますが、頭頂葉内部を走る頭頂間溝へ直接接しません。脳回と溝の位置関係は、病変による運動、体性感覚、視空間、言語症状を局在する基礎になります。
選択肢の確認
1.「上頭頂小葉」は頭頂間溝の上側に位置し、溝へ接します。
2.「下頭頂小葉」は頭頂間溝の下側に位置し、溝によって上頭頂小葉と分けられます。
3.「中心前回」は中心溝前方の前頭葉にあり、頭頂間溝へ接しないため正答です。
4.「縁上回」は下頭頂小葉前部を構成し、頭頂間溝下方の構造として隣接します。
5.「角回」は下頭頂小葉後部を構成し、頭頂間溝の後部・終末付近に接します。
覚えるポイント
頭頂間溝は上頭頂小葉と下頭頂小葉の境界です。縁上回・角回は下頭頂小葉、中心前回は中心溝の前にある前頭葉と覚えます。