第24回・2022年

24PM081|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

発声発語器官の運動に関連しないのはどれか。

解答・解説を見る

正解5

正答

5

この問題のポイント

発声発語器官の主要運動には、Vの咀嚼・顎、VIIの口唇・顔面、IXの咽頭、Xの軟口蓋・咽頭・喉頭が直接関与する。XI副神経は主に胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配し、発声発語器官の直接運動神経ではない。

解説

三叉神経運動枝は咬筋、側頭筋、翼突筋などを介し顎位を調整する。顔面神経は口輪筋、頬筋などで口唇閉鎖・突出や頬の緊張を担う。舌咽神経は茎突咽頭筋を支配し咽頭挙上に関与し、迷走神経は咽頭・軟口蓋の多くと内喉頭筋を支配して共鳴、嚥下、発声を担う。副神経は頭頸部姿勢を間接的に支え得るが、選択肢中では直接関連しない。

選択肢の確認

1.第V脳神経:関連する。下顎運動と咀嚼筋を支配する。
2.第VII脳神経:関連する。口唇・頬の構音運動を担う。
3.第IX脳神経:関連する。咽頭運動・感覚、茎突咽頭筋に関わる。
4.第X脳神経:関連する。喉頭による発声、軟口蓋・咽頭運動の中心である。
5.第XI脳神経:正答。主支配は胸鎖乳突筋・僧帽筋で、直接の発声発語器官ではない。

覚えるポイント

発声発語はV・VII・IX・X・XIIが中心。XIは肩と頸の大筋を支配する、と役割で区別する。

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