24PM082|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
運動障害性構音障害に対する発話訓練のうち、発話中に意図的に休止を入れる訓練はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
フレージング法は、意味・呼吸単位ごとに発話を区切り、意図的な休止を入れて速度、呼吸、明瞭度を調整する訓練である。長い発話を短い句へ分け、休止位置を印で示すこともある。
解説
運動障害性構音障害では、発話速度が速すぎる、呼気が足りない、音節が不明瞭になるなどの問題に対し、障害型と目的に合う手掛かりを選ぶ。タッピングとモーラ指折りは拍・モーラごとに外的ペースを与える。Lee Silverman Voice Treatmentはパーキンソン病などで発声努力と声量を高める集中的訓練である。ポインティングスピーチは文字・記号等を指しながら発話速度を調整する方法で、休止を句単位へ計画する定義はフレージング法である。
選択肢の確認
1.タッピング法:拍に合わせ速度を規則化するが、句間休止を入れる方法そのものではない。
2.モーラ指折り法:1モーラずつ指を折り、音節の脱落や加速を抑える。
3.フレージング法:正しい。意味・呼吸のまとまりで区切り、意図的に休止する。
4.リー・シルバーマン法:主に声量と発声努力を高める。
5.ポインティングスピーチ:指示動作を外的ペーサーにする速度調整法である。
覚えるポイント
「phrase=句」。文中に区切り線を入れて休むのがフレージング、1拍ずつ刻むのがタッピングや指折りである。