23PM066第23回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

DSM-5の注意欠如・多動性障害における不注意症状はどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

課題に必要な物を頻繁になくすことは、持ち物の管理や課題遂行を維持できないADHDの不注意症状に当たる。

解説

DSM-5のADHD症状は不注意群と多動性・衝動性群に整理される。不注意には細部への不注意、注意持続困難、話を聞いていないように見える、課題を最後まで遂行できない、整理が苦手、持続的精神努力を避ける、必要物をなくす、外的刺激で気が散る、日々の活動を忘れることが含まれる。着席中のそわそわ、過度のおしゃべり、順番を待てない、静かな余暇活動が難しいことは多動性・衝動性の項目である。行動の目立ち方だけでなく、注意・組織化の失敗か、運動量・反応抑制の問題かに分けて判断する。

選択肢の確認

1.「着席中にそわそわした動きをする。」:着席中に手足を動かしそわそわするのは、多動性・衝動性群の運動過多に当たる。
2.「しゃべりすぎる。」:しゃべりすぎることは、発話量を抑えにくい多動性・衝動性症状に分類される。
3.「順番待ちが苦手である。」:順番待ちが苦手で割り込みやすいことは、反応抑制の弱さを示す衝動性症状である。
4.「課題や活動に必要なものをなくしてしまう。」:課題や活動に必要な物をなくすことは、整理・管理の困難を示す不注意症状である。
5.「静かに余暇を過ごすことができない。」:静かに余暇を過ごせないことは、落ち着かず活動し続ける多動性症状である。

覚えるポイント

不注意=注意持続・整理・忘れ物・紛失。多動性衝動性=そわそわ・多弁・順番待ち困難・静かに遊べない。

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