24PM055|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
誤っている組み合わせはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
失名辞失語の中心症状は喚語困難で、流暢性・理解・復唱は比較的保たれる。「音韻性失語」は音韻表象処理を中心とした別の症候概念であり、失名辞失語と同義に対応させるのは不適切である。
解説
ブローカ失語では非流暢で文法形態素が乏しい失文法、ウェルニッケ失語では流暢だが情報量の乏しいジャルゴンがみられる。伝導失語では復唱障害と、正答へ近づこうとして音を修正する接近行為が特徴的である。混合型超皮質性失語は自発話・理解が重く障害されても復唱が保たれ、問いや文を補う補完現象がみられ得る。名称は症状の核と対応させる。
選択肢の確認
1.ブローカ失語―失文法:正しい。助詞・活用等が乏しい電文体発話を示す。
2.ウェルニッケ失語―ジャルゴン:正しい。錯語・新造語が多く内容理解が難しい発話になり得る。
3.失名辞失語―音韻性失語:誤り。失名辞失語は喚語困難を主徴とし、同義の対応ではない。
4.伝導失語―接近行為:正しい。音韻性錯語を自己修正し目標語へ近づく。
5.混合型超皮質性失語―補完現象:正しい。保存された復唱回路により発話を補う現象がみられる。
覚えるポイント
ブローカ=失文法、ウェルニッケ=ジャルゴン、伝導=復唱障害と接近行為、失名辞=喚語困難。