24PM063|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
障害と訓練法との組み合わせで誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
PQRST法はPreview、Question、Read、StateまたはRecite、TestまたはReviewの段階で文章を能動的に学習する記憶方略である。図形を組み立てる構成障害の訓練法ではないため、2の組合せが誤りである。
解説
高次脳機能訓練は障害機序と方略を対応させる。道順障害では目印と曲がる方向を言語化し、経路を系列化する。手がかり漸減法は最初に十分な手掛かりを示し、成功を保ちながら徐々に減らす記憶学習法である。8段階統合刺激法は「よく見て聞いて、まねて」から自発産出へ段階化する発語失行訓練、APTは持続・選択・交替・分配性注意を階層的に練習する。
選択肢の確認
1.道順障害―道順の言語化:正しい。目印と移動順序を言葉で補償する。
2.構成障害―PQRST法:誤り。PQRSTは文章記憶・学習の方略で、構成課題の訓練ではない。
3.記憶障害―手がかり漸減法:正しい。誤りを抑えながら手掛かり依存を減らす。
4.発語失行―8段階統合刺激法:正しい。模倣から自発発話へ段階付ける。
5.全般性注意障害―APT:正しい。注意過程を体系的・階層的に訓練する。
覚えるポイント
PQRSTは文章を「概観→質問→読む→再生→確認」する記憶法。構成、発話、注意の訓練名と混同しない。