24PM066第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達障害学

文法の習得状況を評価するのに適切でないのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

文法は語を文に組み立てる規則で、動詞の活用、語順、代名詞の使用、時制標識などから習得状況を評価できる。慣用句は構成語から全体の意味を直接導きにくい定型表現で、主に語彙・意味・語用の理解をみる。

解説

日本語の文法評価では、動詞の項構造や活用、助詞を含む語順、代名詞の照応、過去・非過去など時制表現を、理解課題と産出課題で確認する。慣用句「手を焼く」などは統語形式を持つものの、評価の中心は比喩的・固定的な全体意味を知っているかである。文字どおりの意味だけで解釈する場合、語彙・意味・語用発達の課題を考えるため、文法習得の直接指標にはしにくい。

選択肢の確認

1.動詞:適切。活用、時制、他動性、項との結合から文法能力を評価できる。
2.語順:適切。誰が誰に何をしたかを統語順序・助詞と統合して理解する。
3.代名詞:適切。人称、格、先行詞との照応など文法的使用をみる。
4.慣用句:不適切。固定表現の語彙・意味理解が中心で、文法習得の直接評価ではない。
5.時制:適切。過去・非過去など出来事の時間関係を形態統語的に表す。

覚えるポイント

文法評価は「語形・語順・文中の関係」。慣用句や比喩は、形より全体意味を知る語彙・意味・語用の課題である。

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