24PM067|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
教研式リーディングテストで評価できないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
教研式リーディングテストは読字・読解に関わる能力を評価する検査で、漢字の読み、語の意味、文法、文章理解などを対象とする。発語の明瞭さは構音・発話運動・音声の評価領域であり、この読書力検査では評価できない。
解説
「読める」には、文字を音へ変換する解読、語彙意味へのアクセス、文法関係の解析、文・文章レベルの統合が含まれる。リーディングテストはこれらの成績から読書力のプロフィールを捉える。一方、声に出したとき聞き手へどの程度明瞭に伝わるかは、構音検査、発話明瞭度評価、口腔運動・音声評価などで調べる。黙読で正しく理解できても構音障害で不明瞭な例があり、両能力は分ける必要がある。
選択肢の確認
1.発語の明瞭さ:評価できない。読字能力でなく、音声・構音運動の出力特性である。
2.漢字の読み:評価できる。文字から音韻・語彙へアクセスする読字課題である。
3.ことばの意味:評価できる。語彙理解は文章読解の基盤となる。
4.文法:評価できる。文中の統語関係を理解する読書力の一側面である。
5.文章の読解:評価できる。文間関係や要点を統合して意味を理解する。
覚えるポイント
読書力は「文字→語→文法→文章意味」。発語明瞭度は同じ音読場面でも別の構音・音声指標として評価する。