25AM054第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語聴覚障害総論

評価の技法と個々の検査評価法との組み合わせで正しいのはどれか

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

トークンテストは色・形・大きさの異なる札への口頭命令を段階的に複雑化し、聴覚的言語理解を詳しく調べる掘り下げ検査です。選択肢5が正しい組合せです。

解説

評価技法は目的と実施形式で分類します。実用コミュニケーション能力検査は日常場面を模した標準化課題で伝達達成を評価し、自然環境を介入せず観察する自然観察法そのものではありません。MMSEは検査者が見当識、記銘、注意、再生、言語等の課題を実施する認知機能スクリーニングで、自己記入式質問紙ではありません。標準失語症検査は聴く・話す・読む・書くを広く評価する総合的失語症検査です。ウィスコンシンカード分類検査は分類規則の推測・転換、保続など実行機能を深く調べる特定機能検査で、認知全般の総合検査ではありません。トークンテストは語長、修飾関係、助詞、順序等の負荷を変えて聴覚理解障害を精査します。

選択肢の確認

1.「自然観察法―実用コミュニケーション能力検査」は、後者が標準化された場面課題なので誤りです。
2.「質問紙法―MMSE」は、MMSEが面接・課題実施型のスクリーニングなので誤りです。
3.「スクリーニング―標準失語症検査」は、SLTAが多様式を調べる総合的検査なので不適切です。
4.「総合的検査―WCST」は、WCSTが実行機能に焦点を当てる掘り下げ検査なので誤りです。
5.「掘り下げ検査―トークンテスト」は聴覚的言語理解を精査するため正しいです。

覚えるポイント

SLTAは総合、MMSEは認知スクリーニング、WCSTは実行機能、トークンテストは聴覚理解の掘り下げです。検査で実際に要求する反応から分類します。

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