25PM057第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

失語症

正しい組み合わせはどれか

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

超皮質性運動失語は前頭葉性の発話開始困難、非流暢性を示し、保続を伴うことがある。選択肢4が正しい対応である。

解説

ブローカ失語は非流暢で努力性の発話、失文法などが中心で、流暢だが意味不明となるジャルゴンは典型でない。ウェルニッケ失語では流暢性錯語や理解障害、ジャルゴンがみられるが、語を反復し続ける語間代を代表対応としない。伝導失語では復唱障害と音韻性錯語、接近行為が特徴で、意味性錯語が中核対応ではない。超皮質性運動失語は自発話が乏しく開始困難で、前頭葉機能障害に伴う反応の保続がみられ得る。超皮質性感覚失語は理解障害と良好な復唱・反響言語が特徴で、接近行為は伝導失語に結びつく。

選択肢の確認

1.「ブローカ失語―ジャルゴン」:誤り。ブローカ失語は非流暢で、ジャルゴンは流暢性失語に多い。
2.「ウェルニッケ失語―語間代」:誤り。代表所見は理解障害、錯語、ジャルゴン等である。
3.「伝導失語―意味性錯語」:誤り。伝導失語では音韻性錯語、復唱障害、接近行為が中心である。
4.「超皮質性運動失語―保続」:正しい。前頭葉性の発話開始障害と反応固着を伴い得る。
5.「超皮質性感覚失語―接近行為」:誤り。接近行為は音韻を探索する伝導失語で典型的である。

覚えるポイント

伝導失語=復唱不良・音韻性錯語・接近行為、超皮質性失語=復唱良好。運動型では発話開始困難と保続を押さえる。

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