26AM055|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
Wernicke-Lichtheimの失語モデルにおける中枢はどれか。 a.概念中枢 b.語彙中枢 c.視覚心像中枢 d.聴覚心像中枢 e.運動心像中枢
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
Wernicke–Lichtheimモデルは概念中枢、聴覚性言語心像中枢、運動性言語心像中枢と、それらを結ぶ経路で失語型を説明する。該当するa・d・eを選ぶ。
解説
聴覚心像中枢は聞いた語の音形を保持・理解に結びつけ、運動心像中枢は発話に必要な語の運動表象を担う。両者は直接経路で結ばれ、さらに各中枢が広い概念中枢と連絡する。この三角形状の結合のどこが損なわれるかによって、感覚性・運動性・伝導・超皮質性失語などを古典的に説明する。現代の神経ネットワークを完全に表すモデルではないが、心像中枢と経路離断の考え方を理解する基本となる。独立した「語彙中枢」「視覚心像中枢」はこのモデルの基本三中枢に含めない。
選択肢の確認
1.a・b・c:誤り。概念は含むが、語彙・視覚心像は基本三中枢でない。
2.a・b・e:誤り。a・eは該当するが、bではなく聴覚心像を含む。
3.a・d・e:正しい。概念、聴覚語心像、運動語心像の三中枢である。
4.b・c・d:誤り。dのみ該当し、b・cは基本構成外である。
5.c・d・e:誤り。d・eは該当するが、視覚心像は含まれない。
覚えるポイント
古典モデルの三点は「概念B―聴覚語心像A―運動語心像M」。三点と結合路の障害で失語を説明する。