26AM057第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

失語症

正しい組合せはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

超皮質性感覚失語は流暢で理解が低下する一方、復唱が保たれ、相手の発話をそのまま繰り返す反響言語が目立つことがある。この組合せだけが正しい。

解説

失語症状の用語を失語型と対応させる。伝導失語では自己修正を繰り返しながら目標語へ近づく接近行為と復唱障害が特徴である。再帰性発話は重度失語で同じ音節・語句を反復する常同的発話で、全失語などでみられる。発語失行は発話運動企画障害でBroca失語に伴いやすく、Wernicke失語の中核ではない。補完現象は一側大脳半球の言語反応が他側からの手掛かりで補われる文脈などで用いられ、Broca失語の代表徴候として対応させない。

選択肢の確認

1.超皮質性感覚失語―反響言語:正しい。理解不良でも復唱経路が保たれる。
2.伝導失語―再帰性発話:誤り。伝導失語に特徴的なのは接近行為と復唱障害である。
3.Wernicke失語―発語失行:誤り。発語失行は非流暢な前方病変に伴いやすい。
4.Broca失語―補完現象:誤り。Broca失語を定義する代表徴候ではない。
5.全失語―接近行為:誤り。接近行為は伝導失語で典型的である。

覚えるポイント

反響言語=復唱良好な超皮質性、接近行為=伝導失語、再帰性発話=重度失語と整理する。

関連問題

26AM05626AM058
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)