26AM027|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
誤っている組合せはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
主観的輪郭とは、物理的な輪郭線がないのに図形の配置から輪郭が知覚される現象で、カニッツァ図形が代表的である。Weberは弁別閾と刺激強度の比例関係を示す法則で知られ、この組合せが誤りである。
解説
人物名と概念を単なる暗記でなく領域で対応させる。Baddeleyは音韻ループ、視空間スケッチパッド、中央実行系などからなる作動記憶モデル、Maslowは欲求階層説、Seligmanは回避不能な嫌悪刺激の研究から学習性無力感、Festingerは信念と行動の不一致が緊張を生む認知的不協和を提唱した。Weberの法則は丁度可知差異ΔIと基準刺激Iの比がほぼ一定という心理物理学の関係であり、主観的輪郭の提唱者ではない。
選択肢の確認
1.作動記憶―Baddeley:正しい。短期保持と処理を担う多成分モデルである。
2.欲求階層―Maslow:正しい。生理、安全、所属、自尊、自己実現などを階層化した。
3.主観的輪郭―Weber:誤り。Weberは弁別閾、主観的輪郭はKanizsaの図形が代表的である。
4.学習性無力感―Seligman:正しい。統制不能経験による反応低下を示した。
5.認知的不協和―Festinger:正しい。認知間の矛盾を低減しようとする理論である。
覚えるポイント
Weber=弁別閾の比、Kanizsa=存在しない輪郭が見える主観的輪郭、と対比して覚える。