26PM028|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
対立仮説が正しいとき、データに基づいて帰無仮説を保持する確率を表すのはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
対立仮説が真、つまり実際には差や関連があるのに帰無仮説を棄却しない誤りは第2種の誤りです。その確率をβと表します。
解説
仮説検定では、帰無仮説が真なのに棄却して「差がある」と判断する偽陽性が第1種の誤りで、その上限が有意水準αです。反対に、対立仮説が真なのに帰無仮説を棄却できず「有意差なし」とする偽陰性が第2種の誤りで、確率はβです。真の差を正しく検出する確率である検定力は1-βで表されます。検定力は標本数、効果量、ばらつき、有意水準などに左右されます。p値は、帰無仮説を仮定したときに観測値以上に極端な結果が出る確率であり、誤りの種類そのものではありません。
選択肢の確認
1.「第1種の誤り」は帰無仮説が真なのに棄却する場合なので×です。
2.「第2種の誤り」は対立仮説が真なのに帰無仮説を採択・保留する場合で○です。
3.「有意水準」は第1種の誤りの許容確率αを定めるもので×です。
4.「p値」は帰無仮説の下でのデータの極端さを表す値で×です。
5.「検定力」は対立仮説が真のとき棄却できる確率1-βなので×です。
覚えるポイント
第1種=偽陽性=α、第2種=偽陰性=β、検定力=1-βです。「本当は差があるのに見逃す」は第2種と即答します。