27AM028|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
信号検出理論の用語でないのはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
信号検出理論の2×2分類と感度指標を確認する。信号の有無と「ある/ない」という反応を組み合わせ、ヒット、ミス、フォールス・アラーム、コレクト・リジェクションを得る。
解説
信号検出理論は、雑音中の信号を検出する際の感覚的識別能力と判断基準を分けて扱う。信号ありに「あり」と答えるヒット、信号ありに「なし」と答えるミス、信号なしに「あり」と答えるフォールス・アラーム、信号なしに「なし」と答えるコレクト・リジェクションの四つに分類する。d′は信号分布と雑音分布の隔たりを示し、反応バイアスとは独立した感度指標である。ステレオタイプは社会心理学的な固定化された信念であり、この理論の用語ではない。
選択肢の確認
1.「ヒット」:誤り。実際に信号がある試行で信号ありと正しく判断する信号検出理論の用語である。
2.「ステレオタイプ」:正しい。集団などへの固定的・類型的な認知を指し、信号検出理論の用語ではない。
3.「d′(ディープライム)」:誤り。信号と雑音の弁別感度を表す代表指標である。
4.「フォールス・アラーム」:誤り。信号がないのに信号ありと誤反応することである。
5.「コレクト・リジェクション」:誤り。信号がない試行で信号なしと正しく判断することである。
覚えるポイント
信号あり×反応あり=hit、信号なし×反応あり=false alarm、d′=感度、判断の偏り=基準として表にする。