27PM053第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

心理測定法

各検査と目的としている機能との組合せで正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

Rey複雑図形検査は複雑な図形を模写した後、即時・遅延再生させ、視覚性記憶を評価します。選択肢4が目的との正しい対応です。

解説

Rey複雑図形では、まず模写から視空間構成・計画方略を観察し、その後に見本なしで再生させて視覚性記憶を測ります。得点だけでなく、全体構造から描くか断片的かという遂行方略も重要です。仮名拾いテストは文章を読みながら特定の仮名を拾う二重課題で、注意配分や前頭葉機能をみるため、単純な言語検査ではありません。MMSEは見当識、記憶、注意計算、言語、構成を含む全般的認知スクリーニングで、行為だけが目的ではありません。Benton視覚記銘検査は図形の保持・再認を通じ視覚記憶が中心です。Token Testは色・形・大きさを組み合わせた口頭命令への反応から聴覚的言語理解を評価します。

選択肢の確認

1.「仮名拾いテスト―言語」は文字を使うが主に選択・分配性注意を見るため×です。
2.「MMSE―行為」は全般的認知スクリーニングで、行為専用でなく×です。
3.「Benton視覚記銘検査―視空間認知」は中心目的が視覚性記憶なので×です。
4.「Rey複雑図形検査―記憶」は遅延再生で視覚性記憶を評価し○です。
5.「Token Test―注意」は口頭命令の聴覚的理解を評価するため×です。

覚えるポイント

ReyとBentonは視覚記憶、Token Testは聴覚的言語理解、仮名拾いは注意配分です。使用刺激だけで目的を決めません。

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