27PM054|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
最も後方に位置するのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
紡錘状回は側頭葉下面から後頭葉下面へ前後に長く伸び、提示された回の中では最も後方、後頭葉側まで位置します。
解説
紡錘状回は腹側側頭後頭皮質にあり、内側の舌状回・海馬傍回と外側の下側頭回の間を走ります。後部は後頭葉下面へ及び、文字列や顔など複雑な視覚パターン認知に関与します。角回と縁上回は下頭頂小葉を構成し、角回は縁上回より後方ですが主に頭頂側面です。中心後回は中心溝直後の一次体性感覚野で比較的前方です。横側頭回は外側溝内の上側頭面にある一次聴覚皮質で、位置は深部ですが後頭極側ではありません。設問の「後方」は表面上の前後座標を問うため、機能ではなく各脳回が前頭極―後頭極軸のどこまで伸びるかを考えます。
選択肢の確認
1.「角回」は下頭頂小葉後部ですが、紡錘状回後部ほど後頭葉下面へ及ばず×です。
2.「縁上回」は外側溝後端を囲み、角回より前方で×です。
3.「紡錘状回」は腹側側頭後頭部へ伸び、選択肢中で最も後方なので○です。
4.「中心後回」は中心溝直後の体性感覚野で、さらに前方にあり×です。
5.「横側頭回」は外側溝内の側頭面にある聴覚野で、最後方ではなく×です。
覚えるポイント
側面では中心後回→縁上回→角回、腹側では紡錘状回が後頭葉まで伸びます。脳回は面を変えて位置を確認します。