27PM055第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

失語症

誤っている組合せはどれか

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

超皮質性運動失語は発話開始・自発性の低下と非流暢性を示しますが、発語失行を必須・代表徴候とする組合せではありません。

解説

超皮質性運動失語は左前頭葉内側部や前方分水嶺領域の病変で、自発話が乏しく、発話開始が困難ですが、復唱は比較的良好です。構音運動プログラミング障害である発語失行はBroca失語と併存しやすいものの、超皮質性運動失語の定義的症状ではありません。視床性失語では小声・声量低下、語想起困難などを示すことがあります。伝導失語は音韻操作障害から音韻性錯語・錯書が現れます。意味型原発性進行性失語は語義理解と対象知識が低下し、表層性・類音的な読み誤りが生じます。Broca失語では非流暢性に加え、複雑な文の統語理解障害がみられます。失語型の中核と随伴可能な症候を分けます。

選択肢の確認

1.「超皮質性運動失語―発語失行」は必須の代表対応ではないため誤りで○です。
2.「視床性失語―声量低下」は小声を伴うことがあり正しく×の内容です。
3.「伝導失語―音韻性錯書」は音韻符号化障害から生じ正しく×の内容です。
4.「意味型原発性進行性失語―類音的錯読」は語彙意味経路低下で生じ得て×の内容です。
5.「Broca失語―統語理解障害」は複雑文理解の低下として正しく×の内容です。

覚えるポイント

超皮質性運動失語は自発話低下+復唱保存。発語失行はBroca領域周辺病変で併存しやすい別の発話運動障害です。

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