26PM059第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

失語症

機能再編成法に当てはまるのはどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

機能再編成法は、障害された処理を別の保たれた処理経路で支え、新しい機能連合を作る方法です。キーワード法は漢字語を媒介して仮名書字を再学習します。

解説

キーワード法では、例えば仮名一文字に対し、その音で始まり書ける漢字語や絵をキーワードとして結び付け、キーワードの読み・書きから目標仮名を取り出します。保たれた意味・語彙・漢字経路を媒介し、直接的な音韻―仮名変換の障害を補う新しい経路を組織するため、機能再編成に当たります。環境調整や描画の利用は、障害機能そのものを組み替えるより生活上の負担を減らす代償的対応です。名前の反復書字は同じ機能を繰り返して改善を図る刺激・反復訓練です。語頭音ヒントは残存する呼称経路を促通する手掛かりで、恒常的な別経路の形成とは区別します。

選択肢の確認

1.「環境調整」は外的条件を変える代償・適応的介入であり×です。
2.「名前の書字を反復」は障害機能への直接反復で、再編成法の代表ではなく×です。
3.「語頭音ヒントで呼称」は音韻検索を一時的に促通する方法であり×です。
4.「描画を代償手段にする」は別の伝達手段で補う代償法なので×です。
5.「キーワード法による仮名書字」は保たれた経路を媒介に新たな連合を作るため○です。

覚えるポイント

機能再編成=残存機能を媒介して新しい処理経路を作ることです。直接反復、ヒントによる促通、外的代償とは介入機序が違います。

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