27AM004第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

生理学

ホルモンと作用との組み合わせで正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

内分泌ホルモンの標的作用を、血糖、基礎代謝、血圧、造血、カルシウム恒常性の各指標と対応させる。各誤答は作用の方向が逆になっている。

解説

インスリンは膵β細胞から分泌され、骨格筋・脂肪細胞への糖取り込み、肝臓や筋でのグリコーゲン合成などを促して血糖値を低下させる。甲状腺ホルモンは基礎代謝を上げ、ノルアドレナリンは血管収縮などにより血圧を上げる。エリスロポエチンは腎から分泌され赤血球産生を促進し、副甲状腺ホルモンは骨・腎・ビタミンD系を介して血中カルシウム濃度を上げる。

選択肢の確認

1.「インスリン―血糖値の低下」:正しい。細胞への糖取り込みと貯蔵を促し血糖を下げる。
2.「甲状腺ホルモン―基礎代謝率の低下」:誤り。甲状腺ホルモンは酸素消費や熱産生を高め、基礎代謝率を上昇させる。
3.「ノルアドレナリン―血圧の低下」:誤り。主にα受容体を介する血管収縮で血圧を上昇させる。
4.「エリスロポエチン―赤血球数の低下」:誤り。骨髄で赤血球系前駆細胞を刺激し赤血球産生を増やす。
5.「副甲状腺ホルモン―血中カルシウム濃度の低下」:誤り。血中カルシウム濃度を上昇させる。

覚えるポイント

インスリンだけが血糖を下げる主要ホルモンで、甲状腺ホルモン、ノルアドレナリン、エリスロポエチン、PTHは設問に示された方向と反対に作用する。

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