27PM001第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

医学総論

エビデンスレベルが最も高いのはどれか

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正解: 2

正答

(2)

この問題のポイント

複数研究の結果を系統的に収集し、統計的に統合するメタ分析は、単一の観察研究や無作為化比較試験より一般に高いエビデンスレベルに位置づけられます。

解説

メタ分析では、明確な適格基準に沿って集めた複数研究の効果量を重み付けして統合し、個々の研究より精度の高い推定値を得ます。特に質の高い無作為化比較試験を対象とする系統的レビュー・メタ分析は介入効果の根拠として上位です。ただし、対象研究の偏り、異質性、出版バイアスがあれば結論も弱くなるため、名称だけで質が保証されるわけではありません。無作為化比較試験は単独研究として因果推論に強く、コホート、患者・対照、横断研究は観察研究で、交絡や選択バイアスの影響をより受けます。本問は研究デザインの一般的階層を問うています。

選択肢の確認

1.「横断研究」は一時点の関連を示す観察研究で、時間的因果を確定しにくく×です。
2.「メタ分析」は複数研究を体系的・定量的に統合するため最上位で○です。
3.「コホート研究」は曝露から転帰を追えるが無作為化されず、交絡が残るため×です。
4.「患者・対照研究」は転帰から過去の曝露を比較し、想起・選択バイアスがあり×です。
5.「無作為化比較試験」は単独研究では高水準ですが、その複数結果を統合するメタ分析より下位で×です。

覚えるポイント

一般にメタ分析・系統的レビュー、RCT、コホート、患者対照、横断の順で考えます。同時に各研究の質と異質性も確認します。

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