27PM064|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
標準的な発達で最も早くできるようになるのはどれか
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
鉛筆・クレヨンで自発的に落書きする行動は1歳頃から現れ、提示された操作・遊びの中で最も早く獲得されます。
解説
乳幼児は把握した道具を面へ動かすと跡が残る因果関係を楽しみ、1歳前後からなぐり描きが始まります。初期は肩・肘を使う大きな往復運動で、後に円形や形の模倣へ進みます。積木を2、3個積むには手指の把持・解放、上下位置調整、崩れない力加減が必要で、落書きより後の1歳半前後に安定します。積木を横へ意図的に並べることも配列・模倣の発達が必要です。物を紙や布で包むには対象を覆う手順と両手協調を要し、さらに後です。しりとりは語末モーラの抽出と次語検索という音韻意識を必要とし、幼児後期に可能になります。発達順序は月齢の個人差を含む目安です。
選択肢の確認
1.「物を包む」は両手協調と手順理解を要し、落書きより後なので×です。
2.「鉛筆で落書き」は1歳頃から可能となり最も早いため○です。
3.「しりとり遊び」は音韻意識が育つ幼児後期であり×です。
4.「積木を2、3個積む」は精密な解放・位置調整を要し落書きより後で×です。
5.「積木を横に2、3個並べる」も意図的配列が必要で、最早ではなく×です。
覚えるポイント
1歳頃はなぐり描き、1歳半頃は積木積み、音韻操作を使うしりとりは4〜5歳以降が目安です。