28PM033第28回 言語聴覚士国家試験 過去問

生涯発達心理学

幼児期の特徴でないのはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

幼児期はPiagetの前操作期に相当し、象徴・言語・心の理論は発達するが、見かけが変わっても量は同じと理解する保存概念はまだ安定しない。

解説

幼児期には言語を用いて自分の行動を調整する私的発話・内言化が進み、4〜5歳頃から他者が自分と異なる信念を持つことを推測できる。誇り、罪悪感、恥など自己評価を伴う二次的感情や、性別の理解も発達する。一方、同じ量の水を細長い容器へ移すと多くなったと答えるように、中心化と見かけへの依存が残る。数・量・体積の保存は具体的操作期となるおおむね7歳以降に成立する。

選択肢の確認

1.「他者の思考内容を推測し始める」:幼児期の特徴。誤信念理解など心の理論が発達する。
2.「ことばで自分の行動をコントロール」:幼児期の特徴。外言から私的発話・内言へ移行する。
3.「量の保存ができる」:特徴でなく正答。前操作期では見かけの変化に左右され、具体的操作期に獲得する。
4.「二次的感情が出現」:幼児期の特徴。自己意識と他者評価の理解に伴い誇り・羞恥などが現れる。
5.「性の区別に目覚める」:幼児期の特徴。性別同一性やカテゴリー理解が形成される。

覚えるポイント

幼児期=前操作期・象徴機能・心の理論、学童期=具体的操作・保存概念と発達段階を対応させる。

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