28PM034|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
一般的な成人期の発達に当てはまらないのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
成人期の発達課題は一様な家族形態を前提とせず、仕事・家庭・地域での責任、自己吟味、人生の有限性への気づきなど多様な経路をとる。
解説
成人期には現在担う役割と責任を遂行し、これまでの選択や価値を吟味して今後の生き方を再構成する。中年期には身体・社会的時間の変化から人生の有限性を意識し、確信が揺らぐこともある。Eriksonの世代性は次世代を育む関心を指すが、生物学的出産や自分の子の養育に限定されず、教育、仕事、創造、社会貢献などでも達成できる。したがって出産・子育てを全成人に不可欠とするのは不適切である。
選択肢の確認
1.「今の役割や責任を遂行したい」:当てはまる。職業・家族・地域で生産性と責任が高まる。
2.「これまでの生き方を吟味」:当てはまる。中年期の再評価や人生後半の再方向付けにつながる。
3.「出産や子育てが課題達成に不可欠」:当てはまらず正答。成人発達には多様な経路があり必須条件でない。
4.「人生への確信が持ちにくい」:当てはまり得る。役割変化と自己再評価で迷いや危機が生じる。
5.「人生の有限性を意識」:当てはまる。加齢や親世代の死などから残された時間を意識する。
覚えるポイント
成人発達は暦年齢や結婚・出産の有無だけで決めない。世代性は次世代と社会への関与として広く捉える。