28PM057第28回 言語聴覚士国家試験 過去問

失語症

誤っている組合せはどれか。

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正解: 2

正答

(2)

この問題のポイント

超皮質性感覚失語は語義・意味理解が障害されるが、語音を音として認知し復唱する能力は比較的保たれる。語音認知障害との組合せは不適切である。

解説

超皮質性感覚失語は流暢な発話、聴理解不良、呼称困難に対し、復唱が良好という特徴を持つ。聞いた音列を認知して反復できるため、純粋語聾のような語音認知障害が中核ではなく、音韻列から意味へ到達する障害が強い。超皮質性運動失語は発話開始困難、Broca失語では音韻・書字処理の障害から仮名錯書、Wernicke失語では内容の乏しい空語句、伝導失語では長い語ほど復唱・音読が崩れる語長効果がみられる。

選択肢の確認

1.「超皮質性運動失語―発話開始困難」:正しい。自発話が乏しく開始に努力を要する。
2.「超皮質性感覚失語―語音認知障害」:誤りで正答。復唱は保たれ、語音から意味への処理障害が中心である。
3.「ブローカ失語―仮名錯書」:正しい。非流暢性に加え音韻性書字障害を伴い得る。
4.「ウェルニッケ失語―空語句」:正しい。流暢だが具体的情報の乏しい発話となりやすい。
5.「伝導失語―語長効果」:正しい。音韻短期記憶負荷が増す長い語で誤りが増える。

覚えるポイント

超皮質性感覚失語は「聞こえて復唱できるが意味が分かりにくい」。純粋語聾と区別する。

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