34AM7|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
医療概論・衛生学・公衆衛生学・関係法規感染症対策・消毒結核と標準的な洗浄
結核患者が使用した食器の洗浄に用いるのに、必要かつ十分なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、結核の感染経路と、日常物品の取り扱いが問われています。
結核は主に空気感染する疾患です。食器を介した感染を過度に恐れて、必要以上の消毒を行う必要はありません。
解説
結核菌は、主に咳やくしゃみによって空気中に飛散した飛沫核を吸い込むことで感染します。したがって、結核患者が使用した食器については、通常の洗浄で十分です。
食器の洗浄に必要かつ十分なのは中性洗剤です。消毒剤を用いた特別な処理が常に必要なわけではありません。
感染対策では、疾患ごとの感染経路を理解することが重要です。結核では、食器よりも換気、マスク、空気感染対策が重要になります。
ひっかけポイント
「結核」と聞いて強力な消毒剤を選びたくなりますが、食器洗浄では中性洗剤で十分です。感染経路を先に考えます。
選択肢の確認
1.ビグアナイド系消毒剤
誤り。
ビグアナイド系消毒剤は皮膚や器具の消毒に使われることがありますが、結核患者が使用した食器の通常洗浄として必要かつ十分なものではありません。
2.塩素系消毒剤
誤り。
塩素系消毒剤は広い抗微生物作用を持ち、環境消毒などに用いられます。しかし、結核患者が使用した食器では、通常は特別な塩素消毒までは必要ありません。
3.逆性石けん
誤り。
逆性石けんは陽イオン界面活性剤で、消毒薬として使われます。ただし、結核菌への効果は十分とはいえず、食器洗浄に必要かつ十分なものとしては不適切です。
4.中性洗剤
正しい。
結核は主に空気感染であり、食器を介した感染対策としては通常の洗浄で十分です。食器の洗浄には中性洗剤が適切です。
覚えるポイント
- 結核は主に空気感染です。
- 結核対策では、換気、マスク、隔離などの空気感染対策が重要です。
- 食器は通常の洗浄でよく、中性洗剤で必要かつ十分です。
- 消毒剤を選ぶ問題では、感染経路と対象物を確認します。