38Q86第38回 社会福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第37・38回)専門科目高齢者福祉

高齢者の生活実態に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

各統計の調査年、対象、指標の分母をそろえて判断します。「人数」「割合」「中央値」を混同せず、桁が妥当かも確認します。

解説

労働力調査の2024年平均では、65~69歳の就業率は5割を上回っています。就業率は、その年齢階級の人口に占める就業者の割合です。他の肢は、単独世帯人口や認定者数の到達時期・規模、主な介護者の続柄別割合、貯蓄現在高の中央値を実際より過大又は過小に示しています。統計問題では、似た数字の暗記だけでなく、国勢調査は人口・世帯、介護保険事業状況報告は被保険者・認定、国民生活基礎調査は介護者、家計調査は世帯の貯蓄という調査対象の違いを押さえます。

選択肢の確認

1.「令和2年国勢調査」(総務省)によると、65歳以上の単独世帯の人口は、2020年(令和2年)に初めて1,000万人を上回った。
誤り。65歳以上の単独世帯人口は増加していますが、2020年時点で1,000万人を上回ってはいません。

2.「令和4年度介護保険事業状況報告(年報)」(厚生労働省)によると、第1号被保険者の要介護(要支援)認定者は、2022年(令和4年)に初めて500万人を超えた。
誤り。第1号被保険者の認定者数が500万人を超えたのは2022年が初めてではなく、同年度はそれを大きく上回る規模です。

3.「2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)によると、同居の配偶者が要介護や要支援認定者の「主な介護者」である割合は、3割を上回っている。
誤り。同居の主な介護者のうち配偶者が占める割合について、3割超という記述は調査結果と一致しません。

4.「労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)平均結果」(総務省)によると、65歳から69歳の者の就業率は、2024年(令和6年)では5割を上回っている。
正しい。労働力調査の年齢階級別結果において、65~69歳の就業率は5割を超えており、記述は調査結果と一致します。

5.「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果の概要-(二人以上の世帯)」(総務省)によると、世帯主が65歳以上の世帯(二人以上の世帯)の貯蓄現在高の中央値は、およそ600万円である。
誤り。当該世帯の貯蓄現在高の中央値は600万円程度より大幅に高く、この数値は一致しません。

覚えるポイント

統計の肢は「調査名・年・対象集団・指標・単位」の5点を一組で確認します。平均値と中央値、世帯数と人口、認定者数と認定率を入れ替えないことが重要です。

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