68AM005|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問
Miller & Jones(喀痰の肉眼的品質評価)分類で、膿性部分が 1/2 の痰の分類はどれか。
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正解: 4
正答
4(P2)
この問題のポイント
Miller & Jones分類で、喀痰全体に占める膿性部分の割合をP1〜P3の境界に当てはめる問題です。
解説
Miller & Jones分類は、提出された喀痰を肉眼的な粘液性・膿性の程度で評価する方法です。M1は唾液または完全な粘性痰、M2は粘性痰の中に膿性部分が少量含まれるものです。明らかな膿性痰はP群とし、膿性部分が全体の1/3以下ならP1、1/3〜2/3ならP2、2/3以上ならP3に分類します。問題の「1/2」は50%であり、1/3(約33%)より多く2/3(約67%)より少ないため、P2です。ここでは分母が喀痰全体、分子が肉眼的な膿性部分であることを読み違えないようにします。この分類は喀痰の性状を共通の基準で記録し、培養などに用いる部分を評価する手掛かりになりますが、肉眼分類だけで起炎菌や疾患を確定するものではありません。
選択肢の確認
1.誤り。M1は唾液または膿を含まない完全な粘性痰であり、膿性部分が全体の1/2を占める検体には当てはまりません。
2.誤り。M2は粘性痰の中に膿性部分が少量含まれる段階です。膿性部分が明確に1/2ある場合はP群で評価します。
3.誤り。P1は膿性痰のうち、膿性部分が全体の1/3以下の場合です。1/2はこの上限を超えます。
4.正しい。P2は膿性部分が1/3〜2/3の範囲であり、1/2はこの範囲に含まれます。
5.誤り。P3は膿性部分が2/3以上を占める、より膿性の強い検体です。1/2では基準に達しません。
覚えるポイント
- M1・M2は粘性主体、P1〜P3は明らかな膿性痰です。
- P1は1/3以下、P2は1/3〜2/3、P3は2/3以上です。
- 1/2は1/3と2/3の間なのでP2です。
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