68AM017|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問

肺活量 2.00 L、1回換気量 0.50 L、予備呼気量 0.80 L、最大吸気量 1.20 L、機能的残気量 1.90 L であった。 残気量[L]はどれか。

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正解: 2

正答

2(1.10 L)

この問題のポイント

肺気量分画の関係式から、機能的残気量に含まれる予備呼気量を差し引いて残気量を求める問題です。

解説

安静呼気の終了時に肺内へ残っている空気量が機能的残気量(FRC)です。そこからさらに努力して吐き出せる予備呼気量(ERV)と、最大呼出後にも肺に残って吐き出せない残気量(RV)を合わせたものなので、FRC=ERV+RVとなります。したがって、RV=FRC−ERV=1.90 L−0.80 L=1.10 Lです。与えられた他の値でも整合性を確認できます。最大吸気量、すなわち吸気容量(IC)は1回換気量と予備吸気量の和で、肺活量(VC)はIC+ERVです。本問では1.20+0.80=2.00 Lとなり、提示された肺活量と一致します。また全肺気量(TLC)はVC+RV=2.00+1.10=3.10 Lで、選択肢5は残気量ではなく全肺気量に相当します。式が表す呼吸の位置をイメージすると誤計算を防げます。

選択肢の確認

1.誤り。0.70 LはIC−1回換気量=1.20−0.50で求められる予備吸気量であり、残気量ではありません。
2.正しい。FRC=ERV+RVより、RV=1.90−0.80=1.10 Lです。
3.誤り。1.40 LはFRC−1回換気量で得られる値ですが、そのような差は残気量を表す定義式ではありません。
4.誤り。2.40 LはFRC+1回換気量で得られる値で、残気量ではありません。残気量はFRCの一部なのでFRCを上回りません。
5.誤り。3.10 Lは肺活量2.00 Lと残気量1.10 Lの和で、全肺気量に相当します。

覚えるポイント

  • FRC=ERV+RVです。
  • RV=FRC−ERV=1.10 Lです。
  • VC=IC+ERV、TLC=VC+RVも合わせて覚えます。

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