68AM020|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問

自律神経の線維はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 4・5

正答

4(B線維)、5(C線維)

この問題のポイント

神経線維を太さと髄鞘の有無で分類し、自律神経の節前線維と節後線維へ対応させる問題です。

解説

神経線維は、一般に直径が太く髄鞘が厚いほど跳躍伝導が効率よく起こり、伝導速度が速くなります。A線維は有髄で、Aα、Aβ、Aδの順に細く遅くなり、主に体性運動や体性感覚を伝えます。自律神経の遠心路は中枢から自律神経節までの節前線維と、神経節から効果器までの節後線維の2ニューロンで構成されます。節前線維は細い有髄のB線維なので、C線維より速く伝導します。節後線維は原則として無髄のC線維で、ゆっくり伝導します。C線維には自律神経節後線維だけでなく、遅い痛みや温覚などを伝える感覚線維も含まれます。したがって「自律神経の線維」として選ぶのはB線維とC線維です。

選択肢の確認

1.誤り。Aα線維は最も太い有髄線維で、骨格筋を支配するα運動線維や筋紡錘・腱器官からの固有感覚線維などに対応します。
2.誤り。Aβ線維は有髄の体性感覚線維で、皮膚の触覚、圧覚、振動覚などを速く伝えます。自律神経節前・節後線維ではありません。
3.誤り。Aδ線維は細い有髄線維で、鋭く局在の明瞭な速い痛みや冷覚などを伝えます。
4.正しい。B線維は細い有髄線維で、交感神経・副交感神経の節前線維に対応します。
5.正しい。C線維は無髄線維で、自律神経の節後線維に対応します。遅い痛みを伝える感覚線維もC線維です。

覚えるポイント

  • 自律神経は「節前B、節後C」です。
  • A線維とB線維は有髄、C線維は無髄です。
  • Aαは運動・固有感覚、Aβは触圧覚、Aδは速い痛みを担います。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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