68PM013|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問
ROC 曲線の縦軸と横軸の組合せで正しいのはどれか。 縦 軸 横 軸
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正解: 3
正答
3(縦軸:感度、横軸:偽陽性率)
この問題のポイント
カットオフ値を変えたときの真陽性率と偽陽性率をどちらの軸へ置くかを問う問題です。
解説
受信者動作特性〈ROC〉曲線は、連続値を示す検査のカットオフ値を順に変え、それぞれの感度を縦軸、偽陽性率を横軸にプロットした曲線です。感度は真に疾患がある人を陽性とできる割合で、真陽性数÷(真陽性数+偽陰性数)です。特異度は真に疾患がない人を陰性とできる割合で、真陰性数÷(真陰性数+偽陽性数)です。偽陽性率は1−特異度に等しく、疾患がない人を誤って陽性にする割合です。カットオフを陽性になりやすい方向へ動かすと感度は上がる一方、偽陽性も増えて特異度が下がります。理想的な検査は偽陽性率0、感度1に近い左上を通ります。曲線下面積〈AUC〉は全体的な識別能を表し、1に近いほど高く、0.5付近なら偶然と同程度です。
選択肢の確認
1.誤り。縦軸は感度ですが、横軸は特異度そのものではなく1−特異度である偽陽性率です。
2.誤り。特異度を縦軸、感度を横軸に置く組合せはROC曲線の標準的定義ではありません。
3.正しい。ROC曲線は縦軸に感度、横軸に偽陽性率を置きます。
4.誤り。偽陽性率と感度の項目自体は必要ですが、縦横の配置が逆です。
5.誤り。横軸を特異度、縦軸を偽陽性率とする曲線ではなく、感度が縦軸に必要です。
覚えるポイント
- ROC曲線は縦軸が感度、横軸が1−特異度です。
- 左上に近いほど感度が高く偽陽性率が低い検査です。
- AUCは1に近いほど識別能が高く、0.5は偶然と同程度です。
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