69AM019|第69回 臨床検査技師国家試験 過去問

フローボリューム曲線を別に示す。 1 秒量は 1.08 L であった。 1 秒率[%]に最も近いのはどれか。

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正解: 2

正答

2.35%

この問題のポイント

フローボリューム曲線の横軸終点からFVCを読み、提示された1秒量で1秒率を計算する問題です。

解説

画像の縦軸は流量で単位L/s、横軸は呼出・吸入した容量で単位Lです。ゼロ流量より上が努力呼出、下が努力吸入の曲線で、呼出曲線は開始直後に約3.5 L/sのピークを作った後、下に凸の形で徐々に低下しています。呼出曲線が再びゼロ流量へ戻る横軸位置は約3.0〜3.1 Lなので、努力性肺活量(forced vital capacity:FVC)は約3.1 Lと読み取れます。問題文の1秒量(forced expiratory volume in one second:FEV1)は1.08 Lです。1秒率はFEV1÷FVC×100で求めるため、1.08÷3.1×100≒34.8%となり、最も近い35%を選びます。画像には横軸0〜6 L、縦軸-2〜12 L/sの目盛がありますが、1秒率の分母に使うのは横軸最大値6 Lではなく、実際の呼出曲線がゼロへ達した患者のFVCです。呼出曲線が低く下に凸で、1秒率も著しく低いことから閉塞性換気障害を示唆しますが、本問の目的は型の診断ではなく計算です。読み取り誤差を考え、選択肢の近似値で答えます。

選択肢の確認

1.30%:誤り。FEV1が1.08 LならFVCを3.6 Lとした値で、曲線終点の約3.1 Lより大きすぎます。
2.35%:正しい。1.08 L÷約3.1 L×100≒35%となります。
3.40%:誤り。逆算するとFVCは2.7 Lとなり、画像から読めるFVCより小さいです。
4.45%:誤り。逆算したFVCは2.4 Lで、曲線の呼出終点と一致しません。
5.50%:誤り。逆算したFVCは2.16 Lとなり、画像より明らかに小さい値です。

覚えるポイント

  • 1秒率=FEV1÷FVC×100で求める。
  • FVCは呼出曲線がゼロ流量へ戻る横軸位置から読む。
  • グラフ軸の最大値ではなく、患者の曲線終点を分母に使う。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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