69AM093|第69回 臨床検査技師国家試験 過去問

公的医療保険の給付対象に含まれないのはどれか。

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正解: 5

正答

5.予防接種

この問題のポイント

公的医療保険が原則として疾病・傷害の診療を給付し、健康な人への一般的な予防行為は対象外とする点を問う問題です。

解説

公的医療保険は、被保険者が疾病や傷害を負った際の診察、検査、投薬、処置、手術、入院、在宅医療などを給付の対象とします。予防接種は、通常はまだ発症していない人へワクチンを接種し感染症の発症・重症化を防ぐ予防行為なので、原則として健康保険の療養の給付には含まれません。定期接種は予防接種法に基づき市町村などが公費で実施し、任意接種は自費または自治体助成となることが一般的です。例外的な制度や特定状況はあり得ますが、本問の一般原則では5です。禁煙治療はニコチン依存症を疾病として診断し、患者と医療機関が所定要件を満たす場合に保険診療となります。人工透析は末期腎不全に対する生命維持治療、帝王切開は医学的適応のある分娩手術なので保険給付対象です。正常分娩自体は原則として保険外ですが、帝王切開や妊娠合併症の治療は疾病・異常への医療行為として扱われます。訪問看護も、医師の指示に基づき疾病・障害の療養を支える場合、医療保険または介護保険の対象になります。予防目的か治療目的か、別の公費制度があるかを分けて考えます。

選択肢の確認

1.禁煙治療:正しい。ニコチン依存症の診断など所定要件を満たせば公的医療保険の対象です。
2.人工透析:正しい。慢性腎不全に対する必要な治療として医療保険から給付されます。
3.帝王切開:正しい。医学的適応に基づく手術は保険診療の対象です。
4.訪問看護:正しい。医師の指示による療養上の世話・診療補助は、要件に応じ医療保険等の給付対象です。
5.予防接種:誤り。一般的な予防接種は疾病治療ではなく、原則として医療保険給付の対象外です。

覚えるポイント

  • 公的医療保険は疾病・傷害の診療を基本的な給付対象とする。
  • 一般的な予防接種は保険外で、公費制度または自費で行われる。
  • 正常分娩は原則保険外でも、医学的適応のある帝王切開は保険対象である。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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