70PM013第70回 臨床検査技師国家試験 過去問

診断の根拠になる自己抗体と疾患の組合せはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

疾患特異性の高い自己抗体と代表疾患の対応を覚えます。

解説

混合性結合組織病〈MCTD〉では、抗U1-RNP抗体が高力価で検出され、診断上重要です。MCTDは全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎などの特徴を併せ持ちます。

自己抗体問題では、抗平滑筋抗体は自己免疫性肝炎、抗ミトコンドリア抗体は原発性胆汁性胆管炎、抗CCP抗体は関節リウマチ、抗TSH受容体抗体はBasedow病という基本対応を確認します。

ひっかけポイント
抗体名が標的臓器を直接表さないことがあります。疾患との代表的な組合せで覚えます。

選択肢の確認

1.抗平滑筋抗体 リウマチ熱
誤り。
抗平滑筋抗体は自己免疫性肝炎でみられます。リウマチ熱の診断根拠となる抗体ではありません。

2.抗ミトコンドリア抗体 強皮症
誤り。
抗ミトコンドリア抗体は原発性胆汁性胆管炎に特異性が高く、強皮症との組合せではありません。

3.抗 CCP 抗体 Behçet 病
誤り。
抗CCP抗体は関節リウマチに特異性が高い抗体です。Behçet病の診断抗体ではありません。

4.抗 RNP 抗体 混合性結合組織病〈MCTD〉
正しい。
抗RNP抗体、特に抗U1-RNP抗体はMCTDの診断に重要で、正しい組合せです。

5.抗 TSH 受容体抗体 Sjögren 症候群
誤り。
抗TSH受容体抗体はBasedow病など自己免疫性甲状腺疾患でみられます。Sjögren症候群では抗SS-A/Ro、抗SS-B/La抗体が代表です。

覚えるポイント

  • MCTDは抗U1-RNP抗体です。
  • 自己免疫性肝炎は抗平滑筋抗体、PBCは抗ミトコンドリア抗体です。
  • 関節リウマチは抗CCP抗体、Basedow病は抗TSH受容体抗体です。
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